【必見】抗体の検索方法

研究関連

皆さんは免疫組織染色、ウエスタンブロッティング、ELISA等に使用する際、どのように1次抗体を決めていますか?

今回、私が抗体を決める際の手順や注意点を紹介します。

①検出方法の決定

ご自身が実施したい実験方法を決めます。

例えば、「免疫組織染色とウエスタンブロッティングの両方で使用したい」など

②検索エンジンで抗体の検索

ご自身が検出したいタンパク質に対する抗体を検索するために「〇〇(検出したいタンパク質名) 抗体」と検索します。

③検索結果を順に確認

・使用可能なアプリケーション(IHC、ICC、WB、ELISA、FACS等)

 →実施したい検出方法がアプリケーションにあるか確認。

・反応する動物種

 →実験に使用する動物種に検索した抗体が反応するかの確認。

・宿主動物種

 →宿主動物種と実験に使用する動物種が同じにならないようにします。よくあるのが、抗体の宿主動物がマウスで、マウス組織を用いて免疫組織染色を実施する場合です。また、免疫組織染色等で2重染色を行いたい場合、二重染色する2つの抗体の動物種を異なるものを選択する必要があります。

・使用論文数の数

 →使用論文が多いと、特異性の高い抗体である可能性が高いです。

④良さそうな抗体があったら論文検索

良さそうな抗体が見つかったら、その抗体を販売している企業サイトやデータシートに記載してある使用論文を検索し、Figureを見て特異性があることを確認します。

*データシート等に最新の使用論文が掲載していない場合もあるので、Google scholarで「抗体名 カタログNo.」を検索して論文を確認する。

⑤購入する

問題がなさそうであったら、購入します。

*抗体は高価であるため、本当に反応するのか不安であれば、企業によっては少ない容量で販売していることもあります。なので、まずは少ない容量を購入して特異性をご自身で確認してから大容量で購入することもおすすめします。

補足(CiteAb)

最近では抗体を簡単に検索できるサイトがいくつかあります。

今回私がよく利用する「CiteAb」というサイトを紹介します。

「CiteAb」のサイトはこちら

Antibody Search Engine – CiteAb

とても便利なのですが、注意点もあります。

抗体を使用論文数で順位付けしてくれていますが、販売されたのが早い抗体ほど上位に入りやすく、必ずしも使用数が特異性と相関するわけではない事に注意が必要です。

また「CiteAb」の使用方法も説明しようと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

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